【三郷市・早稲田 めぐみの湯】 濃厚で濃密な源泉かけ流しの温泉。 所用で三郷に出かけた際に立ち寄った温泉。 失礼ながらご覧の通り古びた建物で情緒など魅力的な雰囲気はない…。 まっ、 パンフレットだけもらって帰ろうと思い、 玄関スペースのソファーに腰掛け、 パンフレットに書かれた成分表を見てびっくり。 こ、これは…。 陽イオン、陰イオンの総計が24.44g/kgという濃厚で濃密な温泉なのだ。 しかも、全ての浴槽が源泉掛け流し。 すばらしい…。 タオルを取りに車まで戻り、再び館内に戻ると、 「早速、ありがとうございます」 と、フロントの女性スタッフの気の効いた言葉。 プールと併設する温泉で、館内はいたって無機質な造りで、 外観同様に情緒などは無いのですが、 温泉は素晴らしかった。 黄土色に染まるお湯は、まさにこれぞ温泉っと言った感じで、 色に留まらず、豊富な塩化ナトリウムと鉄分の香りに満たされます。 源泉の温度も約45.5度と高く、 生源泉のあつ湯を存分に楽しめる。 ただ、緑も少なく、 全体的に郊外の保養施設みないな造りで、 食事処のスペースもあまり魅力に感じれらないのが残念…。 それでも、 温泉は実に素晴らしい。 (入館料金は900円とかなり高目ですが、お客さんもかなり少なく快適です。) [LOVE度:4] ●●●●○ ■早稲田 めぐみの湯 →公式ホームページ 埼玉県三郷市仁蔵193-3 ※泉質:ナトリウム-塩化物強塩温泉。(水素イオン濃度7.2)
【小川町・おがわ温泉 花和楽の湯】 泊まれないのが残念な温泉 かれこれ何度出かけただろうか…。 温泉の泉質が特別良いというわけでもない…。 料理が特別美味しいというわけでもない…。 だけど、しばらく行っていないと、 そろそろ行きたいなぁと思ってしまう日帰り温泉。 それは、緑が多く、館内のデザインも温泉旅館風で落ち着き、 ゆっくりできる環境なのが一番の理由。 露天に出ると、圧倒されるような緑に包まれ、 普通にウグイスが鳴いているのがいい。(季節にもよるが) サウナでやっているロウリュウも気持ちいい。 久喜の自宅から片道約1時間30分で行けるのも魅力。 ここは、「とまれない旅館」というユニークなコンセプトがあるけど、 バーもあるし、ホントは泊りがけでゆっくりしたい温泉。 すぐ近くに、姉妹店のなめがわ温泉・花和楽の湯があり2回程 お邪魔しましたが、 個人的には、おがわ温泉・花和楽の湯の方が好きです。 [LOVE度:4] ●●●●○ ■おがわ温泉・花和楽の湯 →公式ホームページ 埼玉県比企郡小川町角山26番地2 ※泉質:強アルカリ性単純泉。(水素イオン濃度10.1)
【日高市・天然温泉 花鳥風月】 炭酸風呂で勝負をかけている? ワケあって、しばらく閉鎖していた後、 部外者にとっては、突然のように再開(2014年6月)された思いのする、 日高はサイボクハムさん(豚肉の生産加工会社)が運営する温泉施設。 以前は「まきばの湯」とかいうほのぼのとした名前でしたが、 新しい名前は「天然温泉 花鳥風月」という正直微妙な名前…。(笑) 訪問は、2014年6月20日。 まだ大々的にPRをしていないらしくお昼の時間帯にもかかわらず在館はわずか70名。 緑が大きく見えるレストランでとん豚重(980円)を食べていたら、 キッチンスタッフがそう話していたのが聞こえたから知り得た情報。(笑) 温泉は源泉温度が約39度のナトリウム-塩化物泉で無色透明。 全ての浴槽がろ過ポンプを通して加温・消毒されているらしく、 残念ながら見た目と体感的に特長らしきものは無い…。 しかし、炭酸風呂は大変きれいでナイス。 お客さんが入り、ある水位に達すると自然と排水される設計になっていて、 一般的な(オーバーフローさせない)炭酸風呂特有の水面に浮く髪の毛などがほとんど無い。 また炭酸風呂の寝湯スペースもあったり、 炭酸風呂だけで二つもある設計はめずらしくもあり、 温泉よりも炭酸風呂をメインにしたことが自然と判る。 炭酸風呂で勝負をかけている。 温泉を出た後も地元の食材の販売店や豚肉の販売店、 またレストランやパターゴルフ場等もあるのでファミリー向けかと思いきや 値段はレンタルタオル付きで大人は1,000円(休日は1,200円)に対し、 子供は800円(休日は900円)と、 大人もそうだけど子供のハードルはかなり高め。 ※食事は豚肉専門会社なのでとんかつがおすすめなのでしょうが約1600円とかなり高く とん豚重(980円)でご馳走様です。味は特に印象に残らず…。 [LOVE度:2] ●●○○○ ■天然温泉 花鳥風月 →公式ホームページ 埼玉県日高市下大谷沢546 ※泉質:ナトリウムー塩化物泉(水素イオン濃度8.1)
【ときがわ町・湯郷 玉川温泉】 とろとろの温泉。 緑に囲まれた玉川温泉の駐車場に車を停めて外に出ると、 突然、 ウグイスの鳴き声に包まれました。 いやぁぁぁぁ、いいわぁこれは…。 早くもそれだけで癒やされます。 そして緑の香りも実にいい。 昭和レトロな温泉がコンセプトらしく、 玄関前の三輪車のミゼットもそうですが、 店内はアンティークな置物やポスター、 駄菓子屋のような売店があり懐かしい思いがよみがえります。 お風呂に入る前にきのこ汁うどんをつるり…。 濃厚な美味しさでまずまずですが、 ほんとは、 土日限定と知った手打ちうどんが食べたかった…。 また今度にするかっ。 しかし、温泉の満足度は高かった。 かなりお気に入り。 水素イオンの濃度が10.1とかなり濃厚なアルカリ泉で、 お湯がとろとろなのだ。 お湯をつかめるのではと思ってしまう程のとろみでお肌もつるつる…。 硫化水素イオンもたしか1.8(2だと硫黄泉と名乗れる数値)と高く、 ほんのり硫黄の香りがするのも実にいい。 これは癖になりそうな温泉だ。 週替わりで新館と本館が男女で入れ替え制になっているので、 川沿いの岩風呂に入浴できる新館(パンフレットやホームページにメインに扱われている露天風呂がある方)の日に出かけることをお勧め致します。 新館と本館では造りや見渡せる風景も全く違う為、別の温泉に感じてしまう程です。 ちょっと残念なのは源泉かけ流しでない点です。 それでも源泉は30分に一度投入されているとのことなのですが、 ずっとそうしない理由が判りません…。 帰りに、車で10分程の場所にあるとうふ工房わたなべさんに立ち寄り、 豆乳ソフトクリーム(ミニ200円)を食べたのですが、 こちらでもまたウグイスが鳴いておりました。 そして肝心の豆乳ソフトも大変美味しいのでした。 [LOVE度:4]※新館利用の場合。 ●●●●○ ■湯郷 玉川温泉 →公式ホームページ 埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川3700 ※泉質:アルカリ性単純温泉(水素イオン濃度10.1) ■とうふ工房わたなべ →公式ホームページ 埼玉県比企郡ときがわ町番匠372
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