旅々たびたび
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九十九里浜・白子
サザンを聞きながら九十九里の海へ。
海の家 白い波
海の家で食べるカレーと牛丼 海を見つめる息子
東金九十九里有料道路からみえる風景
 1:海の家「白い波」
 2:カレーと牛丼
 3:海を見つめる息子
 4:東金九十九里有料道路からみえる風景
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[アクセス]
京葉道路→千葉東金有料道路→<<東金>>→東金九十九里有料道路、九十九里有料道路→<<白子IC>>→(車:約15分)→九十九里浜・剃金海水浴場
[関連サイト]
■千葉県 白子町HP
■じゃらん 千葉の海水浴場
[旅行手配内容]
自家用車:約8,000円(全費用)
 
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子供が2歳になり、ついに家族みんなで海に行ける夏がやってきた。2歳とはそういう歳。愛媛の松山で幼少期を過ごした者にとって夏と言えば海であった。特に瀬戸内海に浮かぶ中島、津和地島あたりで過ごした夏はドキドキ、ワクワクの連続だった。もちろん山や川も良かったが、海は楽しい夏の思い出を圧倒的に占めていた。そんな海へ息子を連れて行くシアワセ…。

バラッド3〜the album of LOVE〜渋滞覚悟で、無理をせず朝の10時に東京の自宅を出て向かったのは、千葉の九十九里浜。あのグイーンと、大きく弧を描く海に一度行って見たかった。BGMはサザン。2枚組の「バラッド3〜the album of LOVE〜」。窓の外はおもいっきり晴れ。遠く見える空には大きな入道雲。市川ICから高速の京葉道路に入りビュンビュン飛ばすが、しばらくすると夏休みお約束の渋滞にハマッた。

1時間程そのノロノロに付き合っていると、突然バケツをひっくり返したような大雨。ヒェ〜!しかし、これは通り雨のような気がしてそのままノロノロと進む。千葉の中心部辺りから九十九里浜へ抜ける千葉東金有料道路に入ると、今までの流れが嘘のように、一気に快適なドライブが訪れた。そして天気も急速に回復した。サイコー!

千葉を走る車の窓から東金ICで降り、高速ではないが片道1車線の東金九十九里有料道路に入ると、車の窓一杯に黄緑色の広大な田園風景がドドドーンと広がった。とんでもない田舎に来たような感覚に陥るが、ここは間違いなく東京の隣の千葉である…。妻も突然の広大な田園風景に、
「ココは一体どこ!?すごくない!?」と、びっくりしていた。

のどか過ぎる田園風景を抜けると今度は、海岸線に伸びる九十九里有料道路に入り、助手席の窓に高い波が白く際立つ九十九里の海が飛び込んできた。同時にウズウズ興奮してきた。海が見えるとどうしてこんなに興奮するのだろうか。

この九十九里有料道路も高速ではないが、みんな80キロを越えるスピードでビュンビュン飛ばしている。
「なんで高速でもないのに有料なんだよ!」
っと、言いながら飛ばしているように見えた…。それはオレか…。
「おおぉ!!!!!!!!」
気がつくと対向車線からいきなり前の車を追い越そうとする車が飛び出してきた。ひぇ〜〜〜!急ブレーキをかけ、事なきを得たが…一瞬凍りそうになった…。

九十九里浜白子町にある白子ICで降りると、ビーチはすぐだった。そしてなんと海の家のすぐ近くの砂浜まで車で入れるではないか。これは便利!車のすぐ前にレジャーシートを敷きパラソルを立てた。目の前にズドーンと広がる九十九里の海は、この日、本州に近づいてきた台風の影響もあるらしくものすごく波が高い。その波がザブンザブンと防波堤の先端まで迫る風景はなかなかドラマチック。そしてここでもBGMで流れるのはサザンだった。

海の家既に、1時近かったため、水着に着替えて海の家で昼ごはんを食べることにした。少し薄黒い砂浜の上では、若い男女やら家族連れがゴロゴロと寝転び太陽と真っ向勝負している。日焼けを楽しむ人の姿はいつ見てもスゴイ風景である。この炎天下、とても寝転ぶ気にはなれない。「白い波」と入口に書かれた海の家に入ると、懐かしい記憶が蘇ってきて嬉しくなった。

着替える所でもある畳の小上がりに座り、ホッと一息する。窓の向こうに海が豪快に踊っているのが見える。息子は、畳の上ではしゃぎまくっている。店内に貼られた紙のメニューから定番のカレーライス牛丼を注文。

海の家のカレーと牛丼カレーライスのスプーンは、水の入ったコップにズボッと入れられており思わず苦笑する。そう言えば、こうゆうとこではいつもこうだっけ。(笑)海の家で食べるカレーや牛丼はなんだか妙に旨い。大概がレトルトなので、本来それほど旨いわけはないのだろうが、なんか旨く感じる。ラーメンもそうだけど…。ビールを飲めないのが死ぬほど残念だった…(泣)

そこそこにお腹を満たし、しばし休憩した後、波打ち際へ向け砂浜を歩き出すと、足の裏が焼けるように熱い。アツ!アツ!アッツイ!と叫びながら、たまらずそのまま海へドッボン!ほんとにヤケドしたのではないかと思うくらい熱かった。

2歳の子供のデビュー戦。おそるおそる海まで一緒に入ると15センチほどの波が軽くザザーと息子にぶつかってきたが、その波で息子はあっけなくペタンと尻餅をつきゲラゲラ笑い出した。海が気にいったようだ。その後はズンズン自ら海へ突進していく感じでデビュー戦は見事に勝利であった。

波打ち際で家族でしばらく遊んだ後、息子を妻に預け、一人大きな波と遊び始めた。いや〜楽しいのだ。嬉しいのだ。泳ぐというよりは波に合わせて飛び上がる感じ。
「防波堤にいる監視員から先は行かないように!」
とやたらとアナウンスが聞こえてきたが、目の前の波は、時々3メートルを越える時もあり、とてもそこまで挑む気にはなれなかった。こんなに波が高い海水浴場はかつてない。20センチくらいしか水がないと思うと突然一気に2メートルを越える。

間もなくすると、さらに台風の影響を受けてきたらしく、一段と波が高くなってきた。そしてますます楽しくなってきたのだが、さすがに安全上問題らしく、
「遊泳は波打ち際のみでお願いします」
と当然だがさみしいアナウンスが流れた…。遊泳禁止と言われたのに等しい。

もう十分に遊んだ我が家族は、そんな海を後にし、もと来た道を戻り始めた。行きと同様にサザンが流れる車内。フロントミラーに遊びつかれてスヤスヤ眠る2歳の息子のプクプクな寝顔が映っていた。


※白子町(しらこまち)は、かつて半農半漁の町だったが、今は農業と観光が中心の人口13,000人程の小さな町。

(06年8月:旅々旅人)
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