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これほど美しい場所が、江戸時代から今も尚東京という街にあり続けることに驚く。
毎年、紅葉を見に訪れたい場所である。
六義園(文京区本駒込)は、江戸を代表する庭園の一つで国の特別名勝に指定されている。
江戸を代表する庭園は他に小石川後楽園(元水戸家)、浜離宮(元徳川将軍家)などがある。 |
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[六義園の最寄り駅]
最寄り駅は、JR駒込駅と
南北線の駒込駅。
(六義園に駐車場は無い)
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[レンガの外周堀]
駒込駅から正門までは
徒歩で7分ほど。
レンガの外周が印象的。
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[六義園・正門]
朝の9時になると門が開けられ
人が吸い込まれていく。 |
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[受付・管理所]
入場券は300円(一般)。 |
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[色づく紅葉]
中へ入るといきなり
色づいた紅葉が目に入る。
ネットで紅葉度を
確認してから来て良かった。
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[築園者の柳沢吉保]
五代将軍、徳川綱吉の側用人・
譜代大名であった柳沢吉保が
1702年に築園した広大な庭園。
随分生真面目そうな風貌の方だ。 |
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[内庭大門]
情緒のある大きな門。
鳥の鳴き声が聞こえてきた。
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[しだれ桜]
内庭大門の先には、立派なしだれ桜の姿。
春に本来の姿を眺めてみたい。 |
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[内庭・中の島]
想像以上に広大で、美しくデザインされた風景に感動。
繁雑な駒込の街の中に、これほど美しく静寂に包まれた世界があったとは…。
六義園は、明治時代には土佐藩出身で三菱財閥の創業者「岩崎弥太郎(いわさきやたろう)」の
別邸となっていたが、昭和13年に東京都に寄付されたとパンフレットに書かれていた。
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[渡月橋(とげつきょう)]
2つの大きな岩で作られた橋で、
とても
風情がある。 |
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[渡月橋と紅葉]
ふと見ると、岩の上には小さな紅葉がいっぱい。
橋の上から見渡せる内庭もまた美しい。 |
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[藤代峠から眺める]
渡月橋の先。園内で最も高い位置にある標高約35mの藤代峠から眺める。
強烈な朝陽を浴びていた。
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[藤代峠から蛛道へ]
クモの糸のように細いと大胆に思われたことから
蛛(ささかに)と名が付けられた道らしいが
ここから見事な世界が続く。 |
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[山陰橋]
蛛道を少し歩くと、すぐ両側に草が茂った
小さく素朴な橋が現れる。 |
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[山陰橋から]
山陰橋からは360度紅葉が見渡せる。
下を流れる小川も落ち葉で埋め尽くされていた。 |
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[山陰橋がある風景]
橋を渡り、少し歩いて振り返る。
うつくしい…。
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[つつじ茶屋]
もはや東京とは思えない…。感動。
このつつじ茶屋は、明治につつじの古木材を使って建てられたものとパンフレットに書かれている。
かつては茶屋だったらしいが、今はそんな感じではなかった。
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[紅葉が広がる風景]
つつじ茶屋を後にして少し歩くと、またまた美しい紅葉が待っていた。
それにしても六義園がここまで紅葉の美しい場所だったとは…。
まるで京都の寺院の境内を歩いているようだった。
人も多くなく、ゆったりと自分のペースで楽しめる。
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[真っ赤なもみじ]
これほど美しく見えるもみじは初めて。 |
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[吹上茶屋]
茶屋でちょっと一休み。
ここは、庭園を眺めながら抹茶が頂ける。
営業は9時から17時。
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[抹茶セット]
あたたかい抹茶ともみじの形をした菓子を頂く。
なかなか美味しい。
値段は500円だったかしら。
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[飛び石を渡る]
飛び石を渡りながら
滝見の茶屋へ。 |
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[滝見の茶屋]
ちょろちょろと小さく寂しく流れる
滝が見える。(笑) |
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[千鳥橋から]
ちょっと雲ってきた。
紅葉はやはり晴れている時が
断然美しい。
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[玉藻の磯から]
ゆっくり40分程かけてほぼ一周。
先ほど抹茶を頂いた吹上茶屋が右手に。
なぜか兼六園のような雪吊りの姿も見える。
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[紅葉のじゅうたん]
茶屋の心泉亭の前には紅葉のじゅうたんが
びっちり広がっていた。 |
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[心泉亭]
正門に近い心泉亭でも抹茶や羊羹が頂ける。
ここは集会場にもなっているらしい。
この隣にも宜春亭という茶屋がある。 |
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[名前のない門]
正門に近い最後の風景もまた美しかった。
夜はライトアップもされるようだ。
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東京に住んで20年程経つがここまで美しい場所が他にあっただろうか…。
紅葉の季節だからこそ強く感じるのかもしれないが。おすすめです。
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