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ちゃんと美味しい。
いわゆる「超大盛り」というジャンルに足を踏み入れたことが一度もありませんでした。
食事はやはり"味"が一番。大盛りという付加価値は、随分と優先順位が下がるものでしたが、その大盛りで有名な那覇の「波布食堂」さんに立ち寄る偶然が二つ重なりました。宿泊しているホテルから最も近い(多分…)距離で沖縄そばが食べられるということ、そしてお昼ご飯を食べる時間が午後の3時まで伸びてしまい、倒れそうになる程お腹がすいていたこと。この偶然が重なり、「よーし、ガツンと食ってやろう!」っとなったわけです。(笑)
「波布食堂」さんはコンテナがドカドカ並ぶ波止場に、倉庫のような形で建っていました。波布と書いて"はぶ"と読むそうです。その看板の横には「港湾労働者那覇埠頭休憩所」と書かれた入口も見えます。立地からしても、まあ波止場で働く人のための食堂な感じです。しかし、この店の「肉そば」や「カツカレー」、「カツ丼」は大盛りのジャンルではかなり有名。
中はまさしく市場の食堂といった感じ。無機質な空間にテーブル席がズラリと並んでいます。畳の席もあり、その上にある小さなテレビが見たこともない番組を流していました。厨房では7人程のおかあさんが働いており、その厨房の上に写真入のメニューが貼り出されていました。どうやら一部を除き、ほぼ全てのものが大盛りらしい…。思い切って注文したのは「肉そば(650円)」。大丈夫かしら…?
やや時間がかかり、「肉そばのお客さまー」と厨房から呼び出しがありました。トレーに載せられていた「肉そば」は、噂どおりの超大盛りでした。(笑)いやーすごいわぁ…。お店のおかあさんに「すごい量ですね」と言ってみると、「えっ、そうですか…」とキョトンとした顔で返ってきました。ここではこれが当たり前なのだ。しかし、しかし、非常識な量ではありますが、まずはそばの上の肉野菜炒めがちゃんと美味しくて驚きました。普通に食べると、当然なかなか麺には辿り着けませんが、灰皿のような(ごめんなさい)小皿が付いていて、それに肉野菜炒めをゴッソリ移して、早めに麺を探り出すのでした。
ひょっこり現れたモチモチの平たい麺は、野菜と肉のうまみと絡んでなかなか美味。うーん、やっぱりこの半分の量が僕には美味しい量。辺りを見渡すと、肉そばを頼んでいる人も多かったのですが、カツカレーやカツ丼を食べている人もいて、これまたものすごい量と向き合っていました。
マラソンにも似た感覚をかすかに感じながら、波止場を眺めつつ、よく噛んでゆっくり食べていると意外にも完食してしまいました。いやーよく食べた。堂々たる足取りで厨房に返却をし、会計をするのでした。(笑)
※主なメニュー:肉そば(650円)、カツカレー(650円)、カツ丼(650円)、ゴーヤーチャンプルー(650円)、焼きそば(600円)、ポークたまご(600円)、トンカツ定食(650円)
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■波布食堂 (はぶしょくどう)
・沖縄県那覇市通堂町4-22 [地図]・TEL 098-861-8343 [営]11:00〜22:00 [休]日曜・祝日(駐車場あり)
※定休日は事前にご確認下さい。(飲食店さんは定休日の変更がありがちなため) |
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東京沖縄の名物 |
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など
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