2年ぶりに解禁された古宇利島のウニ。 古宇利島大橋を渡り、周囲約8キロほどの小さな古宇利島に着くと平日にもかかわらず橋の周辺の海でたくさんの人達が夏をキャッキャッ楽しんでいた。さてさてウニはどこだ!どこだ!海沿いを5分ほど走ったところに「ウニ丼」と書かれた看板を発見。すでに何人かの客が海が見える茅葺屋根のオープンテラスでビールとそれらしきものをやってる。食堂かと思い入ったのは、民宿しらさ。目の前には、目の覚めるような古宇利島の海が広がる。席に座るや否や当たり前のようにウニ丼を注文。出てきたのは、よく食べる鮮やかな黄色のそれではなく少し茶色が強い。おや…と思ったが、食べると中々深い甘味でトロリと旨い。見た目からは想像できないほどしっかり濃厚な味わい。シラヒゲウニと呼ばれる熱帯性のウニと聞いた。暑い沖縄ではイメージのしっくりこないウニ丼であったが、食べだすと違和感なく、むしろ沖縄らしく暑い中ハフハフ食べた。聞くと古宇利島のウニは、7月1日に漁が解禁になったばかり。実は前年は不作で禁漁したらしく2年ぶりの待ちに待った時というわけです。 ■民宿しらさ(ウニ丼) ・今帰仁村古宇利176・TEL 0980-56-3983 ・古宇利島大橋を渡って車で5分程の海沿い。