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基本的におすすめの情報をご紹介いたします。個人の味覚や価値観の問題もありますので、あくまでもご参考程度に。実際に店舗に行かれる際は、営業時間、休日等、事前に電話でご確認されることをお薦めいたします。
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■東北方面:宮城
宮城の名物
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ずんだ餅
※郷土料理百選
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はらこ飯
※郷土料理百選
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牛タン
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冷やし中華
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フカヒレ(気仙沼)
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カキ料理
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おくずかけ(白石市)
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笹かまぼこ
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白石温麺(しろいしうーめん)
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ホヤの酢の物
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どんこ汁
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萩の月(菓子)
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(詳細)
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炭火の香ばしさとやわらかい肉。
仙台駅の新幹線の改札を出てすぐの場所にある牛タン通りと呼ばれる細い通路。その名の通り牛タン屋が何軒か続くが奥の方には寿司屋や海鮮丼の店などもあり三陸の海の幸も味わえる。事前に調べていた評判の店「利休」に入った。かなり高かったが牛タン定食(1,575円)を注文。牛タン、テールスープ、麦飯がついた定番メニュー。生ビールを軽くやっていると、表面にいい感じで焦げ目が付き、厚みのあるプリプリの肉がゴロゴロ乗っかった皿が目の前に置かれた。あっさりとしたテールスープをすすり、さっそくかぶりつく。うまい!そしてやわらかい…。炭火で焼かれた香ばしさがなんともいい。塩とコショウもピリリ。皿に盛られた牛タンは2種類。タンの根元のやわらかい肉とやや固めで馴染みのある肉。特にやわらかい肉がジューシーで美味しかった。牛タンでこんなに分厚くやわらかいのは初めて。そして炭火焼きがいいとしみじみ感じた。妻は牛タン丼(1,365円)なるものを食べていた。美味しかったらしい。
■利休(仙台駅店)
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・仙台駅店3階 牛タン通り・TEL:022-214-3255・JR仙台駅新幹線改札口から徒歩約1分。
独特の甘味。
仙台は冷やし中華発祥の地でもある。昭和12年に誕生してから約70年。そのまさに発祥の店が北京料理「龍亭」と聞いた。仙台駅から15分程歩き、龍亭に一番客で入った。冷やし中華はこの店では冷やし中華と呼ばず「涼拌麺(りゃんばんめん)」と呼ばれていた。1,200円と結構なお値段。ベースとなるタレは醤油とゴマダレを選べたがこの日はゴマダレの気分。しかし元々は醤油ダレが元祖ということを注文後、店員さんが他のお客さんに話しているのが聞こえてきた…。ツルツルと頂くがまろやかで実に美味しい。酢とごま油主体のタレにつかったプルプルの麺がさっぱりしていながらも独特の甘味があり美味しかった。家族にもいい笑顔がこぼれていた。
■北京料理龍亭
・仙台市青葉区錦町1-2-11・TEL:022-221-6377・JR仙台駅西口から徒歩約15分。
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不思議な甘さ。
宮城の和菓子(おやつ)と言えばやはりずんだ餅が浮かぶ。あの鮮やかな緑色の物体は一体どんな味がするのか…。実は仙台に行く前にあの緑色の正体が枝豆であることを知った。枝豆と餅?うーん…。その不思議な組み合わせを是非とも確かめてみたい。仙台駅ビル内にあるオシャレなカフェのような専門店に入った。ずんだ餅を頼むと煎茶か冷茶のどちらかが選べる。トレーにのって現れたものにはお口直しにどうぞと塩昆布もついていた。お口直し?はてと…。早速、ずんだ餅を緑色の豆の部分から頂く。あまい………。なんという甘さだ…。どうやら枝豆をすりつぶし、さらに砂糖で甘く味つけしたものらしい。この甘味、一度は体験してみるべし。(笑)妻が食べていたずんだを使ったロールケーキは、甘さ控え目で食べやすくとても美味しかった。こちらもおすすめ。
■ずんだ茶寮(仙台駅西口店・1階)
プリプリの旨さをビールと一緒に。
個装された袋から取り出した笹かまぼこは、少し焦げ目がついており見るからに美味しそう。数年前、仙台駅の土産売場で「笹かまぼこは、普通のかまぼことどう違うのですか?」と質問をしてしまったことがあった。「笹の形をしているだけですが…」と、少し困ったような顔と一緒に返事があったっけ。(笑)そう、笹の葉の形にして焼かれたことから笹かまぼこと呼ばれるようになったらしい。また、伊達家の家紋の「竹に雀」の笹にちなんで付けられたとも言われている。まあ、それはともかく、この笹かまぼこがプリプリした弾力でなかなか美味しい。醤油などを付けなくてもしっかり旨みがある。試しに醤油も付けてみたがやはり本来の旨みが味わえないような気がした。美味しい上に保存も可能なことから、根付いた郷土料理であることを聞いた。風呂上りにビールとかまぼこと小説の3点セットを楽しむ時間がお気に入り。
■(株)白鎌蒲鉾店
・宮城県石巻市立町2-4-29
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くるみの粒がポイント。
まず、その不思議な見た目にひかれた。平たい四角にザックリ切られており、べったりした色合い。そして名前も奇妙で「ゆべし」という。ゆべし…?聞いたことがない。しかし、妻は知っていた。おまけに体験済みでもあった。お店の人に聞いたところ、もち米と醤油や砂糖などを混ぜ込んだものにくるみの粒を入れて蒸したもので、宮城に限らず元々は東北地方の保存食でもあったらしい。(石川や愛媛などにもある)一個105円でバラ売りしていたので「くるみゆべし」と「ごまゆべし」を買い求めた。食べてみると、モチモチしており醤油ベースの濃厚な味わいが口にしっかり広がる。くるみの粒が程よい甘味と食感でアクセントになっている。うーん、これは美味しい。特にごまも混ぜ込まれた「ごまゆべし」のまとまり感が好き。どちらもくるみの粒が入っているので東北地方のゆべしにくるみは欠かせないものなのだろうか…。小さいのだが、やはり餅菓子。二つ食べるとしっかりお腹にたまるので要注意。(笑)一個で十分満たされる。
■ささもり菓子舗
・宮城県角田市角田字町175
プチプチのいくらと鮭の煮汁で炊かれたご飯がうまい。
鮭の煮汁で炊かれたご飯(宮城県産ひとめぼれ使用)の上に、どっさり盛られたプチプチの新鮮なイクラ(はらこ)がうまい。白いご飯にイクラをのせて食べる時はそれ程沢山は食べられないけど、これはどしどし食べてしまう…。イクラとご飯の感じがとてもいい。鮭は少し固め…。弁当に限らず食事は基本的にあたたかいものを食べたいが、この弁当はイクラがのっているのでそうもいかない。しかし、これは常温でこそ味わえる美味しさのような気がした。4歳の息子が大いに気に入ったらしく僕にあまり食べられないようひどく焦り、より多くをキープしようとしていた。(笑)値段は1,000円。電車の中でビールと一緒なら最高だろうなぁ。かつて鮭漁が盛んだった宮城県は亘理町の河口で大漁の際に振舞われた漁師料理がこの「はらこ飯」と言われているそうな。今では宮城を代表する郷土料理の一つ。実に美味しい弁当。
■(株)こばやし
・宮城県仙台市宮城野区小田原3-2-3・TEL:022-293-1661
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あん肝大集合。
東京ドームで行われた「ふるさと祭り東京(2009)」。その会場内の宮城県のコーナーに立ち寄ると、海のフォアグラ「あんこう肝鍋(一杯500円)」と書かれた看板と、その下で直径1メートルくらいの大きな鍋をグルグルかき回すお父さんの姿があった。あん肝鍋が500円で食べられるなんて、素晴らしいじゃないですか。迷うことなく買い求めた。白い使い捨て容器にたっぷり入ったあん肝鍋は、少し薄いピンク色を感じさせる。箸で中の具材をごっそりすくい上げると、なんとなんと、ものすごい数のあん肝がゴロゴロと入っているのが分かった。うっわぁぁぁ、これはすごい…。ここまであん肝が大集合しているあんこう鍋をかつて見たことがない。あんこうの肝と一緒に白菜やもやしも入っているが、主役は断然あん肝で当然、濃厚でうまい。汁もすごいことになっており、あん肝の味全開。これはいわゆる"どぶ汁"と呼ばる、水を使わずあんこうの肝とみそと野菜から出る汁だけで作っているものではないだろうか。そうとしか思えない程に濃厚で、何口目かには口の中がべったりとし、何かまとわりつくような状況になってきた。これは白いご飯がないと食べきれないぞ…。(笑)しかしこの鍋をですね、宮城の渋い居酒屋あたりでビールを飲みながら、白いご飯と一緒にやれたら最高だと思うなぁ。いやはや、すごい鍋だこりゃ。元々は、漁師さんが船上で食べる漁師料理で、船上ゆえに水を使わなかったことが"どぶ汁"の始まりらしいです。
■マルショウ食品
・宮城県石巻市加美郡中新田町菜切谷字堤下16-4
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