生まれて初めて、自動販売機でおでんを買いました。
いつの間にか、秋葉原のちょっとした名物になっている「おでん缶」。秋葉原へ行った時に、自動販売機で売られているのを何度か見かけたことがありましたが、買ったことは一度もありませんでした。買わない理由は二つ。一つ目は、食べにくそうなこと。そしてもう一つは、あまり美味しそうじゃないこと…。（笑）改めて自動販売機を見ると、「おでん缶」以外にも「中華そば」や「カレーうどん」まで、ズラリと並んでいました。値段は全て300円。

この日に限って買った理由は、なんとなく…。缶コーヒーを買うように「おでん」のボタンを押してみました。冷たいおでん缶（もちろんホットもあります）がゴロンと転がり落ちてきます。箸などは付いていません。どうやって食べるのでしょう。いずれにしろ外で食べる気はなかったので、家に持ち帰り缶の蓋を開けると、そこにはなんとも美しくない世界がありました。いやー、これを食べるの？うーん、どうしよう…。しかし、ちょっと深めのお皿に移してみると、ちゃんとしたおでんであることが分かりました。よかった…。

入っているのは、つみれ、さつまあげ、ちくわ、こんにゃく、大根、うずらの卵、昆布、結びこんにゃく。電子レンジであたためアツアツを頂きましたが、これが意外と食べられます。（笑）しかし、こんにゃくには串が刺さっていますが、後は何も付いていないので、外で食べる時はマイ箸が必要ですかね。

それにしても、なんで"おでん缶"なのでしょう…。おもしろいけどやっぱり不思議。人気だそうですが。