コクのあるちたけ(乳茸)の出汁全開。 佐野市の中心街から少し離れた場所にある「みすゞ庵」というお蕎麦屋さんで「ちたけそば」を頂くことにしました。外観に反し店内は結構広く、30人程は入れそうな感じです。テーブル席が5つと畳の小上がり席が二つ。メニューも多く、ちたけそば、盛りそば、煮ぼうとう(9月〜5月)、手打ちラーメンなどがあり、さらにミニまぐろ丼なんてものも並んでいます。つけ麺タイプのちたけそば(950円)を注文すると、トレーにラーメンどんぶりより一回り程小さいくらいの器に入ったちたけ汁と蕎麦の他に、漬物(小鉢)と温泉卵が載せられ現れました。かなり盛りだくさん。焦げ茶色のちたけの姿が少ししか見えませんでしたが、おつゆの下にネギや芋などと一緒にゴロゴロ入っていました。そのちたけの出汁がおつゆにたっぷり染み込んでいて濃厚な風味。ちたけ自体は、かなりコクがあり旨みが凝縮された感じ。なんだか、湿気が多そうな森の奥深い所で育ったような茸に感じますが、実際は平地の雑木林に自生しているもののようです。手打の蕎麦は細めでコシがあり、ややねっとりした食べ心地で美味しい。これは、軽く氷で締めてもらって盛り蕎麦でも味わってみたい。蕎麦とちたけの味を満喫できる一杯でした。ちょっと分からなかったのが温泉卵の存在。息子のマグロ丼や妻の煮ぼうとうにも付いていたのですが、どういうストーリーなのでしょう…。(笑) ■みすゞ庵 ・栃木県佐野市犬伏上町1918-1[地図]・TEL 0283-24-2783[営]11:00〜20:00
少し疲れたような名前だが栄養価は高い。 佐野藤岡ICにも近い「道の駅みかも」さんの中にある「レストランしもつけ」さんに、栃木の郷土料理「ちたけそば」と「しもつかれ」がセットになったお得なメニュー(880円)があります。まずは、あたたかいちたけそばを食べ満足感にひたった後、小鉢に盛られたしもつかれを頂くことにしました。ちたけそばの後にした理由は、ちょっと癖のある食べ物と聞いていたからでした。(笑)覚悟を決め、少し食べてみます…。うん?全く問題なく食べられるぞ。あれれ…。そういえば各家庭でも全く違った味わいであることも聞いていたので、この店のものはかなり食べやすく仕上げられているのかもしれません。なんだか切干大根にも近い風味で白いご飯が欲しくなりました。店内にある料理の説明を見ると、「しもつかれ」は、栃木の郷土料理で、2月の初午(はつうま)の日に食べる習慣があり、大豆や人参や大根を酒粕や鮭の頭などと一緒に煮込んだものと書かれてありました。近郊の別の場所(県)では「しみつかれ」や「すみつかれ」等とも呼ばれるそうです。 ■道の駅みかも内・レストランしもつけ[HP] ・栃木県下都賀郡藤岡町大字大田和678[地図]・TEL 0282-62-0990 ※佐野藤岡IC近く。[営]10:00〜21:00[休]無
初めての宇都宮の餃子に感動! お昼の12時を少し回った頃。宇都宮駅の駅ビル内にある餃子専門店「みんみん」さんへ行くと、なんと既に行列ができていました。餃子で行列ができるの…?驚きました。宇都宮といえば"餃子"と何故か頭にこびりついています。聞くと餃子の消費量が日本一(実際は静岡の浜松らしいです)だからでありまして、味はまた別とのこと…。(笑) とは言っても宇都宮の餃子は一度は食べてみたかった。20分ほど待ち、焼餃子・水餃子とごはんがセットになったものを注文(なんと540円)。最初に出てきた焼餃子から頂きます。うまい…。見事にパリッと焼かれ、中の具もしっかりと深みがある味です。まいったなぁ…。ハフハフと一気に平らげました。遅れて登場した水餃子。深めの器にたっぷり浮かんでいます。こちらは、やわらかな風味でスーと入ってくる感じ。しかし、焼餃子が強烈だったため印象は弱かったです…。お店を出るとさらに行列は伸びていました。確かに並んでもまた食べたい焼き餃子。やっぱり、宇都宮の餃子は名物です。 ■餃子・宇都宮みんみん パセオ店[HP] ♪(焼き餃子) ・宇都宮市川向町1-23駅ビル1F[地図]・TEL 028-600-3151・JR宇都宮駅徒歩1・2分(駅ビル内)