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基本的におすすめの情報をご紹介いたします。個人の味覚や価値観の問題もありますので、あくまでもご参考程度に。実際に店舗に行かれる際は、営業時間、休日等、事前に電話でご確認されることをお薦めいたします。
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■関東方面:群馬
具沢山の幸せな鍋。
大木の下で横たわるようにその店はあった。群馬の郷土料理の店「上州 田舎屋」。木のぬくもりとどこか懐かしさを感じる造りの店内。案内されたのは畳の小上がりの席。メニューの中から群馬の郷土料理「おっきりこみ(880円)」を注文した。ご飯まで付くらしく、それを付けるかどうか聞かれたが、明らかに食べ過ぎになるので遠慮をした。メニューにはカエル焼き(時価)というユニークなものもあった。時価とは、どういうことぞなもし…。(笑)おっきりこみは一人用のやや小さめの鍋に入れられ運ばれてきた。小麦粉で作られた生麺と一緒に野菜などの具材を切り込んで鍋に入れることから、そう呼ばれるようになったらしい。見るからに美味しそう。きしめんのように平たく、それよりもやや厚みとコシのある麺がスープとよく馴染んでいて実に美味しい。そのスープは、醤油仕立てで野菜の旨みが絶妙に染み込みまったりとした味わい。白菜、ねぎ、しめじ、舞茸、えのき、ゴボウ、かぼちゃ、人参、こんにゃくなどの季節の野菜がスープの中からゴロゴロ出てくる。なんと具沢山で美味しい鍋なんだろう。幸せな鍋でありました。
※おっきりこみは、おきりこみや煮ぼうとうとも呼ばれ、群馬県だけでなく埼玉県でも郷土料理として食べられています。冬季だけしか食べられない店が多いので事前に確認されることをお薦めします。
■上州 田舎屋
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・群馬県伊勢崎市曲沢町171-8・TEL:0270-62-0233[営]11:00〜22:00[休]月
群馬の名物
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おっきりこみ
※郷土料理百選
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生芋こんにゃく料理
※郷土料理百選
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すいとん(だんご汁)
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焼きもち(おやき)
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館林うどん(館林)
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水沢うどん(水沢)
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峠の釜めし
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ソースかつ丼
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太田焼きそば(太田)
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なまずの天ぷら
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蒸したてはアツアツトロトロ!
草津の湯畑を背にし、温泉街らしい情緒のある西の河原通りを歩く。少し歩くと道をふさぐように、蒸したての温泉まんじゅうが乗ったトレーを差し出すおとうさんとお茶を差し出すおかあさん。
「ほらっ食べてみて!美味しかったら買っていって!」
ここまで大胆に試食を促されたのは初めて。すごい…。せっかくなので一つ食べてみたのだが、びっくりするくらい旨い…。みやげではよく食べていたが、こうして蒸したてを食べるのは初めて。アツアツで柔らかくトロトロな甘味(うまみ)にすっかり虜になってしまった。温泉まんじゅうは蒸したてを食べるべし!後日、温泉まんじゅうは、やはりできたてが圧倒的にうまいことを思い知った…(笑)
■長寿店(温泉饅頭)
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・群馬県吾妻郡草津町495-1(西の河原通り・TEL 0279-88-6661・湯畑から徒歩5分
旬の舞茸がシャキシャキ美味しい。
草津の湯にどっぷり浸かった後、湯畑のベンチに座り地ビールで胃を程よく刺激する。さてとお昼ごはん。そば、うどん、寿司、中華、お好み焼き屋などを見かけるが、なかなか美味しそうな外観の店が見つからない…。いい加減疲れてきたので、仕方なく(すみません…)「大信」というそば屋に入った。草津を歩いていると舞茸の文字を何度か見かけたので舞茸が美味しいのだろうと思い、大きな舞茸がゴソッと乗った舞茸うどんを食べた。いや〜舞茸がシャキシャキと絶妙に美味しい。草津もそうだが山間の町で美味しいものは、やはり地元で採れた旬の山菜。
■大信(うどん・そば)
・群馬県吾妻郡草津町大字草津23-68・TEL 0279-88-2291・湯畑から徒歩10分
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うどん本丸
もり陣
喉越しプルンプルン。
館林はうどんが名物。元々小麦の産地で日清製粉の前身「館林製粉」が創業した場所でもある。入ったのは、つつじが丘公園にも近い館林うどんの老舗「うどん本丸」。ざるうどんとこの辺りの郷土料理でもあるなまずの天ぷらがセットになったもの(1,050円)を頼んだ。程よい時間で現れたうどんは、日本そばのように醤油ベースのつゆ(そばつゆと同類)につけて食べる。うどん自体にそれ程味わいはないけれど、うどんにまぶされた海苔や濃い目のつゆがそれを補ってくれる。そこを目指しているような気もする…。そしてうどんにしてはやや細めの麺は弾力とねばりがありプルンプルン。喉越しが楽しい。全国から注文がくるらしく店の横のスペースは発送前のうどんが山のように積まれておりました。
※また、「もり陣」という店でも館林うどんを食べたことがあるが、基本的には同じ方向性のうどんだったので館林うどんは、やや細麺で弾力があり、基本は冷(ひや)で醤油ベースのつゆにつけて食べるものらしい。ただもり陣の場合は麺にシルクを入れてあると書いていた。それはまるで感じ取れなかったが…。(笑)
■うどん本丸
・館林市本町3-8-1館林うどんビル1階・TEL:0276-74-0145[営]11:00〜15:00[休]無
■もり陣
・群馬県館林市堀工町1560 ・TEL:0276-75-0490 [営]11:30〜19:00[休]火
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あっさりながらもしっかりと旨い。
館林の「うどん本丸」で館林うどんとセットでついていたのが「なまずの天ぷら」。なまずは初体験。「醤油を直接上にかけて食べてください」と言われたが、まずはそれ自体の味わいをちゃんと楽しみたくてそのままガブリと頂く。うーん、美味しい。食べる前のイメージではうなぎやどじょうのような泥臭さがあるかと思っていたが、癖もなくあっさりしておりやわらかい。まるで上品な白身魚のようだった。せっかくの味が変化するのを嫌い醤油などは一切つけなかった。塩があれば少しつけたかもしれないがそれがなくても十分美味しい。なまず以外のかぼちゃや芋、湯葉の天ぷらも美味。こちらは天ぷら醤油で頂いた。
■うどん本丸
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・館林市本町3-8-1館林うどんビル1階・TEL:0276-74-0145[営]11:00〜15:00[休]無
たしかに美味しい。
信越本線横川駅の名物弁当「峠の釜めし」。これほど全国的に有名な弁当は他にないのでは。食べ物は鮮度が大切と思っている人間なので、これまで駅弁はほとんど買うことがなかった。しかし、ある日弁当を買わざる得ない状況がおき、せっかくなので「峠の釜めし(900円)」を買ってみた。陶器の器がズシリと重い。漬物までついているがやはり駅弁。残念ながら大した期待は沸かない…。料理は作り立てが一番だからねー。しかし素焼きの蓋を取り、全貌が明らかになるとなかなか美味しそう。鶏肉、筍、ごぼう、椎茸、栗、杏、うずらの卵、グリーンピースがドサドサと炊き込みご飯の上に敷き詰められている。そして、うまい…。想像していた以上に全てがうまい。なるほど、魚のように鮮度が重視される内容ではなく山の幸がメインなので弁当としては活きる。陶器も美味しさに影響しているのだろうか…。今回は持ち帰って食べたが、いつか電車の中でビールと一緒にホクホクの状態のものを食べてみたい。ちなみに陶器は家庭で再利用できる程しっかりしている。この器も含めて900円とは素晴らしい。駅弁もいいもんだ。(笑)パッケージには創業120年と書かれていた。
■峠の釜めし本舗おぎのや
・群馬県安中市松井田町横川297-1・TEL:027-395-2311
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