ふんわり、しっとり。 自転車でわずか5分程の場所にある、老舗の和菓子屋「草月」(創業1930年)。名物は、黒松という名のどら焼き。黒糖とはちみつが入ったふんわりしたカステラ生地の皮に濃厚でしっとりした小倉餡が包まれている。素朴でどこか懐かしい味わい。近所にあり、1個105円とお手頃な価格なので、何気なく時々食べていたどら焼きだが、その後、かなり有名な店と知り驚いた。雑誌や書籍、またテレビでも時々見かける。岸朝子さんの「東京 五つ星の手みやげ」では表紙まで飾っている。なんだかイメージとのギャップを感じてしまうが、僕にとってはあくまでも地元の美味しいどら焼きって感じ。おいしゅうございます。 ■黒松本舗・草月 ・東京都北区東十条2-15-16・TEL:03-3914-75308・東十条駅から徒歩約3分。
■羽二重団子(はぶたえだんご) ・東京都荒川区東日暮里5-54-3・TEL:03-3891-2924・日暮里駅から徒歩約3分。
できたてのあつあつが一番。 上野公園で桜を見た後に、根津までぶらぶら歩いた。根津神社へ寄り、そのすぐ近くにある「根津のたいやき」でたいやきを3個買った。たしか1個140円。行列のできる店らしい。この日は、3人待ち。たいやきなんて、何年ぶりだろう。多分10年程前に四谷の若葉で食べて以来かしら。その前となると小学生の頃だ。1個はその場で食べる用に、そして2個はお土産用に包んでもらった。できたてホワホワのたいやきにかぶりつく。あつっ!想像していた以上に熱く、おもいっきり火傷をした。(笑)皮が薄いので、すぐにアツアツの餡子に到達するのだ。火傷をする確立がかなり高いのでちょっと注意が必要だけど、やはりアツアツは旨い。パリパリの皮と濃厚でしっとりした餡子がたっぷり。日暮里駅へ向かいながら食べつつ歩いた。電車に揺られながら持ち帰り、少し温め直してまた食べたが、できたての味わいとは随分と違ってしまうものですねー。たいやきは、やはりできたてのあつあつを食べなきゃ。火傷には十分注意して。根津神社の境内のつつじが咲く頃、また食べに行こうかしら。 ■根津のたいやき ・東京都文京区根津1-23-9・TEL:03-3823-6277