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旅ごはん 基本的におすすめの情報をご紹介いたします。個人の味覚や価値観の問題もありますので、あくまでもご参考程度に。実際に店舗に行かれる際は、営業時間、休日等、事前に電話でご確認されることをお薦めいたします。 ♪←旅々の猛烈お気に入り
 
 ■中部方面:長野
 
信州そば   信州そば
長野名物

信州そば
 
長野の名物

信州そば
  ※郷土料理百選
おやき
  ※郷土料理百選
岩魚料理
信州味噌
信州ワイン
五平もち
野沢菜漬け
鯉(こい)こく
ローメン
 

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信州そば   信州そば
最高にうまい!!!
合掌造りの古民家で宿泊施設も兼ねたそば処「合掌」。盛りそばを一皿(600円)頼んだ。先客が二組。地元の人らしいおじいちゃん二人と、随分と訛りのあったカップルがいたがまだ頼んだものは来てないらしかった。おじいちゃん達は蕎麦の前に瓶ビールを楽しんでいる。そして僕のよりも当然先にそのおじいちゃん達の盛り蕎麦が運ばれてきた。そして食べるやいなや、「うまい!!!」と咄嗟にどちらかが叫んだ。「うん、うまい」と相槌を打つようにもう一人がつぶやく。70歳前後のおじいちゃんが咄嗟に大きな声で「うまい!!!」と叫んでしまう蕎麦とはどんな蕎麦なのか…。その同じ盛り蕎麦が僕の前にも現れた。蕎麦の上に海苔が載せられたいたって普通の感じ。ちゃんと味が分かるように、そば醤油もつけず、まずはそのまま食べる。うまい!!!ほんとにうまい。細くてつるつるでシコシコした麺はほど良く冷やされておりみずみずしい。蕎麦本来の香りと味わいも実に豊か。そのままでも十分に美味しい。行き当たりバッタリで何の評判も聞かず、何も調べもしないで入った店がこんなに美味しいとは。こういう巡りあいは滅多にない。

■そば処 合掌
・長野県松本市安曇乗鞍温泉郷・TEL 0263-93-2612
  店主のこだわりを感じる旨さ。
外観信州の乗鞍(のりくら)。ここを車で走る目的は今回は風景ではなく、おいしそうな蕎麦屋を見つけること。およそ10キロ程離れた白骨温泉で三軒の蕎麦屋にフラレ(蕎麦がなかった)、そこから下ってきたのだ。(笑)一本道を車で走ると何軒か蕎麦屋があったが中でも最も印象に残った「御池」という蕎麦屋に入った。落ち着いた快適な店内のテーブル席に座り頂いたのはセットメニューについてあった盛り蕎麦。麺は手打ちで平たくやや太目。コシがありツルツルヒヤヒヤ。喉越しもよくふわりと甘味を感じ、うまい。器も陶器でずしりと重たくこれまた程よく冷やされている。さすがに蕎麦の本場。随所にこだわりを感じる。こういうこだわりは同じく蕎麦屋のひしめく東京でも体験したことがない。この店は蕎麦打ちの教室もやっているらしく店の隣の部屋がそういう場所になっていた。

■御池
長野県松本市安曇3886-13 ・TEL 0263-93-3520[営]10:30〜売り切れまで[休]不定休
   
   
  おやき
岩魚の唐揚げと惣菜  
素朴な味わいなんだけど大好きな一皿。
蕎麦を求めて入った信州は乗鞍(のりくら)の「御池」という店で、おすすめを聞くと岩魚(いわな)の唐揚げと惣菜3品と盛り蕎麦のセットメニュー(1,500円)がおすすめと言うので素直に従った。「蕎麦は後からお持ちします」と言いながら、まずは岩魚の唐揚げと惣菜が乗った皿が置かれた。惣菜はほうれん草と揚げだし豆腐とかぼちゃ。まずは惣菜三品が素朴な味わいで実に美味しかった。お通しのように出てきた野沢菜も抜群。さすがに信州の味。ほうれん草のおひたしはは黒ゴマがのっておりそれと一緒に食べたのだがこれが思いのほかよく合った。地産の岩魚の唐揚げはとてもやわらかくサクサクでホカホカ。あっさりした風味で頭から尻尾まで何一つ残さずきれいに食べ尽くした。かなりヘルシーでいい。小さな町の小さな蕎麦屋で思いもよらぬ大好きな一皿に出会った。これはしかし蕎麦よりもあつあつの麦ご飯と白味噌の味噌汁と一緒に食べたい。(笑)

■御池
長野県松本市安曇3886-13 ・TEL 0263-93-3520[営]10:30〜売り切れまで[休]不定休
  野沢菜たっぷり。
おやき二度目のおやきは、善光寺のお膝元でおやき作りと販売を営む小林食品のもの。善光寺おやきと呼ばれ長野県の文化財指定食品にも選ばれている。以前、乗鞍に近い道の駅のような土産屋で野沢菜が入ったおやき(200円)を食べたことがあったので、今回はしめじとえのき茸が入ったきのこミックス(180円)を頂いてみた。前回のおやきは電子レンジで温められたものだったが、今回のものは作りたて。アツアツのおやきは、外側が少し固めに焼かれている。かぶりつくときのこと味噌の濃厚な味わいが口の中で広がる。これ一つで十分に満たされる。おやきとは、小麦粉などをねった皮で、野菜や山菜などを信州味噌で味つけし、包んだ後に焼いたもので、元々は無病息災を願い祭事などで食されたご馳走であったらしい。こんにちでは、お店や各家庭ごとに色々な味わいに仕上げられ生活に密着した郷土食として親しまれているそうな。

■(有)小林食品
・長野市上松2-9-14・TEL 026-235-3987
     
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