我が人生最も強烈だった料理。
彦根市内の夢京橋キャッスルロードにある「きむら」という琵琶湖の鮎(アユ)やフナズシが食べられる店に入りフナズシ汁、アユの姿煮などがセットになった「フナズシ汁のセット(1,050円)」を注文した。フナズシは、スシと言ってもにぎりではなく、琵琶湖の二ゴロブナを米と塩で漬け込み発酵させたもので、奈良時代から続く滋賀県の郷土料理。トレーに盛られた料理がすぐ後ろの厨房から出てきた途端に、なんだか酸っぱい香りを感じた。目の前に置かれた時点で相当手強い料理であることが分かった。強烈な匂いとあまり食をそそられない見た目…。まずは白濁して脂が浮いた汁を少しすすった…。ものすごい酸味…。確かに酸味が強いことは念を押されはしたが、ここまでとは…。(笑)箸で沈んだ具を持ち上げると、ゴボウのようにスライスされた小さく薄いフナが姿を現した。同時に池や川でよく見かけるフナの姿が頭にハッキリと浮かび上がった。うーん…。恐る恐る口にいれる。うっ………。ツンとする匂いはまだしも濃厚な酸味がすごい…。汁を二口、フナを二切れ食べ、もったいないけどギブアップ…。厨房まで行き謝りたい思いだった。ホントすみません。しかし、これは一度はおすすめ!ものすごいです。(笑)
■あゆの店「きむら」
・彦根市本町2-3-3・TEL:0749-24-1157・JR彦根駅から徒歩約20分 |
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琵琶湖でしかとれない小鮎(あゆ)。
夢京橋キャッスルロードでふと見つけた「きむら」という店で「フナズシ汁のセット(1,050円)」を頂いた。最初に食べたフナズシ汁は見事に撃沈した…。(笑)しかし、その後に食べた琵琶湖で獲れた鮎(アユ)の姿煮が美味。さらに、その鮎の姿煮の横にちょこんと三匹並んだ5cmくらいの小魚の煮付けが絶妙に美味しかった。ご飯が進み、酒のつまみにもグッドな濃い目の味わい。店の人に聞くと、琵琶湖でしか取れない小鮎と教えてくれた。小鮎?初めて聞く名前。土産に買って帰りたいくらい好きな味だった。強烈なフナズシと、絶品の小鮎を食べ旅気分が一気に盛り上がった。(笑)
■あゆの店「きむら」
・彦根市本町2-3-3・TEL:0749-24-1157・JR彦根駅から徒歩約20分 |