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基本的におすすめの情報をご紹介いたします。個人の味覚や価値観の問題もありますので、あくまでもご参考程度に。実際に店舗に行かれる際は、営業時間、休日等、事前に電話でご確認されることをお薦めいたします。
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■中国方面:岡山県
岡山の名物
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ままかり寿司
※郷土料理百選
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ばらずし
※郷土料理百選
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サバずし
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サワラ料理
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サワラのこうこずし
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シャコ貝
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桃
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ブドウ
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蒜山(ひるぜん)おこわ
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吉備団子(菓子)
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むらすずめ(菓子)
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鯛麺(鯛そうめん)
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ドミカツ丼(デミカツ丼)
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ジャージー牛
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千屋牛(ちやぎゅう)
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(詳細)
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ビールと一緒に♪
倉敷美観地区へ向かう途中、白い壁の風情ある建物を見かけた。「浜吉」という郷土料理の店。時計を見ると昼の1時前。どこで食べるか決めていなかったが、あまりにも暑くて、この後でウロウロ探すのも嫌だなぁと思い暖簾をくぐった。広めのカウンター席に座り、岡山の名物である、ままかり寿司(840円)をビールと一緒に注文した。昼間のエビスビールで一気にほろ酔い気分。うまい…。ままかり寿司はにぎりの状態で6つ並んで出てきた。ままかり(小魚)は、あまりの美味しさに隣からママ(ご飯)をカリ(借り)てでも食べ続けられることからそう呼ばれるようになったそうな…。ほんとー?(笑)ビールと一緒にそのままかりをつまむ。うん?好物の絞めサバに似てる…。程よく酢で絞められておりまったりした味わい。にぎり6つくらいで調度いい。一般的な絞めサバより、絞めは控えめ。
■郷土料理・浜吉
・倉敷市阿知2-19-30・TEL:086-421-3430・JR倉敷駅から徒歩約7分。
サクサクと香ばしい。
ままかり寿司の後に頼んだのがめずらしいシャコの揚げ物(約600円)。岡山の笠岡がシャコ漁で知られており、それがメニューにあったので一度体験してみることにした。目の前に置かれてびっくり!なんとシャコ貝がそのまま全身揚げられている…。これはこれは…。正直、あまり食をそそられないぞ…。(笑)食べてみると、香ばしくサクサクしておりまるで海老を食べているような感じだった。まるごと揚げられているので味わいはかなり濃厚。ままかり寿司といいシャコ貝の揚げ物といい、昼間からビールをお替りしそうになった。
■郷土料理・浜吉
・倉敷市阿知2-19-30・TEL:086-421-3430・JR倉敷駅から徒歩約7分。[
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40種類近くの具材が入った贅沢な料理。
岡山の代表的な郷土料理と言えばママカリ料理、サワラ料理。それに加えばらずし(祭ずし)なるものがあることを旅前に知った。それを弁当にした「桃太朗の祭ずし」が、岡山駅で人気らしい。その弁当を食べるのでもよかったが、駅弁は電車の中で食べたほうが美味しいし、ちゃんと作り立てを食べたく福寿司で前もって予約(2,520円)をしておいた。手間がかかるためどの店でも大体予約が必要のようだった。7時頃に暖簾をくぐると既に多くの客で賑わっていた。カウンター席に座り中ジョッキを半分程流し込むと、大きな皿に豪華に盛られたばらずしが現れた。これは贅沢。実に手の込んだ料理で、さっぱりした酢飯に、サワラやママカリ、ハモなどの旬の魚や里芋、生姜、舞茸など40種類近くの具材がそれぞれ丁寧に料理され混ぜ込まれていた。これは、一人で食べるよりめでたい時に大勢でワイワイ食べる料理のように感じた。料理と一緒に手渡された「備前ばらずしについて」と書かれたチラシを見ながら食べ進むと、ビールの入る隙間がなくなる程満腹になった。ふぅー。店のチラシによるとばらずしは、明治初期から太平洋戦争前まで備前から西大寺、岡山あたりの一般家庭でよく作られていたもの。しかし手間がかかることや非冷凍魚介類が手に入りにくいなどの問題で一般家庭ではあまり作られなくなってしまったらしい…。
■福寿司
・岡山市奉還町2-16-17・TEL:086-252-2402・JR岡山駅西口より徒歩約3分。
しっとりとして濃密な美味しさ。
「むらすずめ」は、岡山の代表的な郷土菓子。その独特の形状が羽根を広げた雀に似ていることからそう名付けられたらしい。4個入りで546円と、まずまず手頃な値段。中に何が入っているか全く分からないまま一口頂く。うーん、これは美味しい…。外側は薄いカステラ生地で中は粒餡が入っている。しっとりした食感と濃密な粒餡のバランスが絶妙。味わいはどら焼きを連想させるが、薄いカステラ生地の感じはやはり独特。餡子好きの僕にはたまらないお菓子。クレープのような外側の薄いカステラ生地もその部分だけ食べてもしっかり美味しい。あたたかいお茶と一緒にとてもおすすめ。購入したのは、倉敷にある「橘香堂」さんのもので、明治初年から作られている伝統菓子だそうな。
■橘香堂本店
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・倉敷市阿知2-19-28・TEL:086-422-5585
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絞りたてをそのまま。
9月後半の岡山は暑かった。なんとかして喉を潤そうと岡山駅ビル内をブラブラしてるとその場で果肉をジュースにして飲ませてくれる果物屋があった。これはいい。せっかくなので、岡山の白桃をジュースにしてもらって飲んだが当然新鮮で美味しかった。
■花いちご
岡山駅ビル2階・
サンステ内
おとぎ話だけのものじゃなかったの?
よく考えると、ちょっと怖くもあるおとぎ話の「桃太郎」で登場する"きびだんご"が実際に売られておりました。それを買い求めた廣榮堂さんのパンフレットによると、きびだんごの誕生は江戸時代の安政3年(1856年)まで遡るそうな。桃太郎の話はそれよりも古い(室町時代)ので、物語に登場するきびだんごをイメージして、きび(稲科の穀物)と、餅米で作られたものらしい。五味太郎さんの絵を中心にデザインされたパッケージが愛らしい。中を開けると小包され、それぞれにカラフルな絵(桃太郎、鬼、サル、イヌ、キジ)の付いたきびだんごが10個現れる。モチモチしたシンプルな味わいの餅菓子。だんごの中には何も入っておらず、ふわふわの食感とほのかな甘味が楽しめます。
■(株)廣榮堂
・岡山県岡山市藤原60 ・TEL:086-271-0001
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