マヨネーズがほしいっす…。
お好み焼きの本場と言えば「大阪」か「広島」。どちらが旨いかというのは、答えがないわけで、結局はどの店で食べるかが重要。まあ、なんでもそっか。今回入ったのは広島駅構内のショッピングセンター内にある「麗ちゃん」という、かわいらしい名前の店。その麗ちゃんのある通路には、まるで屋台が並んでいるかのように昔ながらの庶民的なお好み焼き屋が並び、いい感じ。まだ11時にもなっていないというのにほぼ満席。既に生ビールが右手にあるおとうさんの姿もちらほら。カウンター席とテーブル席に分かれるが、ひとりのためコの字型のカウンターに案内された。そばと豚と玉子入りのお好み焼き(680円)を注文。コの字型の鉄板では、4人のスタッフにより丁寧にお好み焼きが焼かれていく。なんだか絵になる風景。程よい時間で現れたできたてのお好み焼き。「お好みでソースをかけてくださいね」と店員さん。ソースよりもマヨネーズをかけたいのだが、その姿はなぜかない…。あきらめて食べ始めるが、生地が薄く、そばと野菜がたっぷりのため、お好み焼きというより焼きそばに近い味わい。そして意外とあっさりしているので、ソースをさらにかける。美味しさが増した。しかし、お好み焼きと言えばやはり少しでもいいのでマヨネーズをかけたかった…。(笑)
■麗ちゃん
広島市南区松原町2-37 アッセ2階・TEL 082-286-2382・JR広島駅構内。 |
|
焼きたてふんわり。
カキの養殖が盛んな宮島では、もちろんカキ料理が楽しめる。カキフライ、カキ入りお好み焼き、焼きガキ…。宮島桟橋から厳島神社へ続く表参道商店街には、店頭で焼きガキを販売する店が数店あり、焼きたてをその場で食べられる。訪れた日は、カキが旬の12月(12月〜3月)。焼きガキを食べようと、厳島神社からの帰り道をブラブラ歩くが、どこも10人程度の列ができている…。並ぶのもどうかなぁと思ったが、どうやら並ばないと食べられそうにもないので表参道商店街の真ん中あたりのお店に並んだ。開けっ放しのお店の窓のすぐ側で、慣れた手つきでカキをガツガツ焼くおかあさんの姿が見える。2個で400円の焼きガキを一皿注文。もちろんビールも。焼きあがったカキに醤油を少したらして、手渡してくれた。青空の下でビールと一緒に焼きたてのカキを楽しめるのはなんともいい時間。殻に残った醤油の混ざった汁までズズッとすすった。(広島はカキの生産量全国一位)
■表参道商店街内 (数店)
宮島桟橋から厳島神社へ伸びる表参道商店街内。五重塔の下あたりにも1店。・宮島桟橋から徒歩約5分。 |