タルタルソースとやわらかチキン。 宮崎と聞いて、まず最初に頭にうかぶ食べ物といえば「チキン南蛮」。鶏の胸肉の南蛮漬けだ。南蛮漬けとは、アジの南蛮漬け同様、揚げた後に甘酢に漬けることをいうらしい。たしか10代の頃、時々弁当を中心に食べたことがあり、美味しかった記憶がかすかに残っている。そうそう、10代の頃はマヨネーズやタルタルソースがなんだか好きだった。共に、今ではほとんど食さなくなったが…。(笑)久しぶりにそれを食べたのは新宿にある宮崎のアンテナショップ。チキン南蛮とキャベツが盛られたお皿の他に、ご飯と味噌汁が付いた定食(700円)。油で揚げた後、甘酢に軽く浸されたチキンを少し甘めのタルタルソースに絡めて食べる。アツアツでやわらかく、なかなか美味。苦手な脂身が少ないのも嬉しい。出てきた時点でタルタルソースがたっぷりかかっているので、白いご飯が欠かせないほど、濃い目の味わい。チキンにもタルタルソースにも甘酢が染み込み、まさに青春時代の味でした。タルタルソースをお好みでかけられると尚嬉しいのですが…。 ■新宿みやざき館KONNE ・東京都渋谷区代々木2丁目2番1号新宿サザンテラス内・TEL 03-5333-7764・新宿駅から徒歩約1分
ビールのおつまみに。 宮崎の肉といえば、地鶏(炭火焼)と宮崎牛。話題の知事と一緒に、テレビでときどき見かけるので知った料理とブランド牛。それまではどちらも知名度は全国区だったとは思えないので、すごいことですよね。しかもわずか数年で…。共に今ではすっかり全国区の知名度。しかし、宮崎は鶏と牛だけではなく、実は養豚も盛んらしい。新宿にある宮崎のアンテナショップでも、「日本有数の豚肉の特産地"宮崎"が贈る肉の旨みが凝縮されたリブフランク(骨付き)」と紹介されていた。500円とお手頃なので、ついでに頼んでみた。皿の中央のキャベツを囲うように骨付きのリブフランクがあり、その間に、ケチャップソースとタルタルソースがたっぷり盛られてある。なぜかマスタードの姿はない…。ビールを片手に、野生の猛獣のようにかぶりつく。ビールのつまみにいい感じ。でも、やっぱりマスタードが欲しい…。少しでいいので。(笑) ■新宿みやざき館KONNE ・東京都渋谷区代々木2丁目2番1号新宿サザンテラス内・TEL 03-5333-7764