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朝の5時。この時間に銀座を歩いているワケは、築地市場のマグロのセリを見にいくため。セリは朝の5時頃から始まり、無料で自由に見学(公式HP)できるのだそうな。築地は、意外にも銀座の隣町。歩いて然程の距離もない。歌舞伎座をぬけ、新大橋通りに出るとレトロな雰囲気の築地場外市場が迫り、「らっしゃい!らっしゃい!」と大きな声が聞こえてくる。市場を見学し、市場内のお寿司屋さんで朝から贅沢に寿司を頂くことに。築地は、関東大震災で破壊された日本橋の魚河岸に代わって開設された生鮮市場。築地市場で取扱われている水産量は世界一なのだそうな。敷地の面積は東京ドーム約5個分と巨大。 |
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早朝の銀座。銀座和光さんの時計を見ると5時を少し回ったあたり。こんなに人がいない銀座を歩くのは初めて。まるでゴーストタウン…。 |
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歌舞伎座を過ぎると、築地市場はあと5分程。最寄り駅は大江戸線の築地市場駅ですが、僕は歩くのが好きなので、有楽町駅からぶらぶら歩いて行くことが多いです。 |
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新大橋通りに出るとレトロな雰囲気の築地場外市場が見えてきます。 |
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「らっしゃい!らっしゃい!」と、早朝とは思えない程の活気。場外市場だけでも随分広いです。なんと400店舗を超えています。 |
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波除稲荷神社(なみよけいなり)を左に見、小さな海幸橋を渡ると築地場内。無料で特に手続きは入らない。 |
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中華そば(650円)。チャーシューがたっぷり。あっさりとして懐かしい味わい。朝5時から営業。(築地4-9-16) |
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場外市場。ほぼ常に行列ができている中華そば一筋の店「井上さん」。市場らしく立ち食いスタイル。 |
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国産牛を使った牛丼の吉野家さん本店は築地場内1号館。(創業明治32年・ここが発祥の地) |
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いよいよ築地場内市場へ入ります。なんだかちょっと緊張…。(笑) |
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小さめの店舗と白い発泡スチロールがびっしり並んでいます。 |
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通路を荷物いっぱいのターレ(三輪トラック)が縦横無尽に走り抜けていきます。そのターレの数が半端じゃない。前後左右、常に気をつけて歩かないといけないため目がグルグル回ります…。 |
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セリ前の入念なチェック。腹を見て鮮度や脂の乗りを判断するのだそうな。緊張感がみなぎるプロの仕事場です。 |
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セリ場には1メートルぐらいのものから2メートル近くある巨大なマグロが冷凍餃子のようにゴロゴロ並んでいました。 |
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さっぱり理解できないまま、セリはどんどん進んでいくのでした。 |
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セリのスタート。多くの外国人に混じって後ろから見学。日本人の見学者は僕と外国人向けのツアー(多分)の通訳の方だけでした…。 |
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競り落されたマグロは番号などが書かれた黄色い紙が貼られたり、赤いマジックで何やら書かれ、ゴロゴロと並べられています。マグロは、昔は大トロが好きだったけど、今は程よい甘味の赤身が一番。なかなか美味しい赤身に出会えませんけどね…。 |
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競り落とされたマグロがターレに載せられ、どこへやら運ばれていきます。 |
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なんと、朝の6時過ぎから行列ができている店も。シンジラレナイ光景です…。特に寿司大さん。 |
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お寿司を食べるため、場内を出て小さな飲食店がギシギシ並ぶ「魚がし横丁」へ移動。 |
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僕が入ったのは大和寿司さん。カウンターだけの小さな店内(隣同士で2軒)を覗くと、運良く一席だけ開いていました。店内はかなり狭く落ち着かないですが、これが築地のお寿司屋さんの醍醐味なんでしょうね。なんだか旅気分が高まります。(築地5-2-1・場内6号館) |
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「おまかせでいい?」と言われたので、そうすることに。ビールをちびちびやりながら、目の前に順に置かれていく寿司を次々と味わいました。うまいっす…。 |
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おすすめのにぎり(3,150円)。中トロ、白イカ、アナゴ、甘エビ、ウニ、赤身、あじ、玉子焼き、巻物を頂きました。うーん、贅沢…。 |
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築地市場を出て、付近を散歩。勝どき橋を渡った辺りから、隅田川に浮かぶように横たわる築地市場が見えました。ついさっきまでの賑わいが嘘かのように、静かな風景でした。 |
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