第3会場から隣の第2会場へ移動。ここで最も行列ができていたのが、地元（開催地）さいたま市の「豆腐ラーメン」。全体の中でも断トツではないでしょうか。150人待ち…？いや、もっとかな…。これも食べておこうと思っていたけど、ちょっと様子をみることに。

そして並んだのが深谷市の「煮ぼうとう」。50人待ちくらいかしら。すぐ前に並んでいる人は、どこかのコロッケを食べながら並んでいました。なるほど、その作戦はいい。次からそうしよう。（笑）15分程待つと、200円にしては十分過ぎる量の「煮ぼうとう」が手渡されました。見るからに美味しそう。(写真はイマイチですが…）
　

階段に座り、行列の人達の視線を感じながら頂きます。
美味しい……。
アツアツで、身体に染み込んでくる味わい。期待以上の美味しさ。群馬の「おっきりこみ」や山梨の「ほうとう」さながら、やはりこの系統の煮込みうどんは大好き。醤油ベースで野菜の旨みが溶け込んだまろやかでとろみのあるスープに、コシがあり幅広のテロンとした平打ち麺がよく馴染んでいました。深谷ネギもたっぷり。

野外の特設店舗で食べられる味とは思えないほどの完成度で大満足。これが200円で食べられるとは…。いやはや素晴らしいイベント。「煮ぼうとう」は是非とも、深谷市まで行って食べてみたい思いになりました。B級料理（この呼び方におもしろさがあるのですが）なんてものではなく、お味は断然A級料理です。

※深谷における煮ぼうとうは、かつてはお店で食べるものというより、各家庭で食べられる郷土料理だったそうです。小麦と粗塩、水だけで平打ち麺を作り、醤油ベースのおつゆに深谷ネギや大根、ニンジン、ゴボウなど10種類以上の野菜を一緒に煮込んでいるそうな。

［煮ぼうとうが食べられるお店］
●深谷市観光協会さん（リンク）

※埼玉県深谷市はここです。（Googleマップリンク）