深谷市の「煮ぼうとう」を半分程食べたところで、丼を持ったまま吉川市の「なまずのたたき」の店舗の前に並びました。このイベントに一人で参加した場合、食べながら待つのが正しいことに気づいたからです。どの店も行列なので…。家族で来ている方は、携帯で連絡を取り合い連携プレーをしていました。

さらに、夕方まで行われるものと勝手に思っていたら、午後の3時半で終了というアナウンスが流れてくるのでした…。はやい…。明日は既に家族との約束が入っているから今日が勝負。はたしていくつ食べられるか…。

なまずのたたきは、約30人待ち。10分程待つと、かすかな重みを感じる白い紙袋を手渡されました。ほんとに入ってるの？と思いながら中を覗くと小さな芋菓子のような塊が目に入りました。約8cm。1個100円。（足のように2本はみ出した部分は衣です）
　

手に取ると、やわらかく程よいぬくもり。パンフレットに、なまずを頭から骨まで丸ごと一匹たたいて、ミンチにしたものを味噌やしょうがなどで味つけし揚げたものと書かれていましたが、意外とやわらかい味わいと食感。ナチュラルな風味でなかなか。なまずは泥臭い見た目に反し、癖がなくとてもシンプルな味わい。

いつだったか、群馬の館林でなまずの天ぷら（お気に入り）を頂いたことがありますが、食べながらそれを思い出したくらい、近い世界を感じました。あっさりした風味がとてもいい感じです。ソースなどはつけなくてもそのままいけちゃいます。

なまずの街、吉川市の伝統的な川魚料理。なまず料理は、吉川市を流れる中川沿いの料亭などでいただけるそうです。

［なまず料理が食べられるお店］
●埼玉県吉川市さん（リンク）

※埼玉県吉川市はここです。（Googleマップリンク）